アレクサンダーテクニーク覚書~演奏中の観察と監督の違い〜の、つづき

書きたいことは溜まる一方なのですが・・・おさらい会の間近でリハやその他諸々の雑務に追われておりました(正しくは「おります」)。

前回のアレクサンダーテクニーク覚書~演奏中の観察と監督の違い〜

右手が細かなモチーフを繰り返しながら下降する箇所で
フィナーレのラストという高揚感も手伝って感情が高ぶるのですが、気持ちを優先すると左右が合わなくなる
⇒感情を押さえて両手を合わせる事に集中する
⇒大きな失敗はしないが?的な感情が残る

バジルさんには具体的な悩みは伝えず
私:「あと少しでゴール(終わる)!!というところで上手くいかない箇所が」
 とだけ伝え~演奏~

バジルさん:「演奏している際に観察ではなく監督をしてしまているね」

私:「確かに冷静に聴かなければ!という意識は働かせていますが・・・監督?」

バジルさん:「観察と監督は全然違って、観察は「今」起きていることを客観的に受け取るだけ。 監督はジャッジして、命令していること。reiさんは初めから事故を想定して守りの演奏をしていて、そこのところでは腰椎が少し後退している。このあたりから(と苦手箇所の数小節前を指をさす)」
       
確かに・・・あと少しで苦手箇所に入るという辺りから、大事故につながらない様にコントロールに入る私(これ、私の場合よくある)。
 
バジルさん:「本番ならまだしも、今は時間があるのだから原因としっかり向き合う事、それが分かったら練習練習」
       と、いつも私が生徒に言っていることを言われた(笑)。


最後に関西育ちのバジルさんから
「だいたいさ、あと少しで終わる!って・・・・もっと演奏したいはずなんだから終わっちゃう!!でしょう」
と、締めくくられた涙





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