舞台という非日常に挑戦する

スフェラムジカでは舞台で演奏することをお勧めしています。
(勿論、強制ではありません)
「ピアノ対自分」という演奏を楽しむ形も大切ですが、
今後の可能性のある子供達にはより広い視野で音楽と関わって欲しいという私の「望み」がお勧めする理由です。

教室では年に2回以上の演奏会(コンクールや試験も含む)を経験する方がほとんどですが、
中には積極的ではないお子さんも当然います。
実際、「発表会には出たくないのですが…それでも入会できますか?」
と、入ってくるお子さんもいらっしゃいます。
私も本人が望まないことを強制することに積極的ではないので、
勿論、受け入れます。
ただ…
不思議とそんな子供達も、お友達の舞台に立つ姿を見て
自分の意思で舞台に立つことを選択するようになっていきます。
(繊細なお子さんほど、ゆっくりと時間をかけて変わっていきます。)


人前で演奏をすることが苦手・嫌い
だと信じている自分の中に
人前で演奏して→失敗することが怖い
ということに気付くのが第一歩。
そして
人前で自分らしく演奏したい•出来るかも
という望みが恐れよりも上にきた時に
次の大きな一歩を踏み出せます。

ピアノを演奏するという一つの表現手段で自分という「個」を表現する。
舞台では思うように演奏できないことも多々あるのは事実ですが、
大なり小なりのその「恐怖」と戦いながらも自分の「望み」に向かって挑戦している子供達は本当に眩しいです。
私もそんな子供達をみて挑戦することを諦めては行けないと思い知らされている(現在進行形)一人。

舞台での演奏を通して→自分の望む演奏をし→聴衆と共感したい
と望むことは、楽器を学ぶ大人に限らず、子供にも共通する世界です。

次の舞台は春のピティナステップ
5/22 (日) 鍛治町ヤマハホールです。
子供達と一緒に自由曲の選曲に頭を悩ませながら(笑)
少しづつ準備を始めています。

アレクサンダーテクニークでは解剖学的な勉強と共に思考が演奏にどう影響を及ぼすか?
ということも学びます。
今後は思考の使い方の学びついても少しづつ綴っていければと思います。

舞台という非日常に挑戦する




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