久し振りのリフレッシュ

5月は所用が重なり、アレクサンダーテクニークの学校に通えずじまい。

そのせいでしょうか?
それとも、単なる5月病か?
はたまた年齢による体力低下か?
毎日を新鮮な気持ちで迎えることに努めていた自分がいました。

今日(正確には昨日)は平日ですが、家族の理解も得られて久しぶりのAT(アレクサンダーテクニークの略)です。
しかも重子さんの授業でしたので得るものも多く、
頭が冴えわたります。

重子さんの専門は歌ですが、観察力と知識、経験が豊富なこともあり
どの質問にも深く納得できる意見とアドバイスを与えてくれます。

今日もフルートやオーボエ、クラリネット、ホルン、指揮、と、様々な異なる楽器演奏者に出会えました。
常に良い方向を向こうと探求し研鑽している若い奏者の姿勢見ていると
自分も「時間をもっと有効に使わねば!」と、身につまされます。

私は終電に間に合うように21:30には退出しましが
ドビュッシーの低音部の身体の使い方を見ていただきました。

2本のペダルを使用しながら、低音部でオクターブ以上の手の開きを維持しながらの演奏…
座っているポジションにも負担が掛かりますが、右手首の違和感が最も気になる点。
もっと緩めた無理のない演奏が出来ないものか ?
とは、考えていたものの自分では解決策が見当たらない。

何通りかのアドヴァイスを頂きましたが、最終的にスッキリしたのは
「ディスタル」 ("distal" は、「遠位の」という意味がある)
という考え方。
具体的には
広げるという意識ではなく、
動きの先端を意識して指を長く緩めてあげる方法です。

このやり方だと固めが生まれないので、より長く、自然に伸びていく感じになります。
そういえば、バレエの前の柔軟体操をやっていた息子のやり方に似ているなあ・・・と納得。

不必要な固めが知らず知らずのうちに作用して、本来持っている動きの可能性を低めてしまっていることの一例でした。


久し振りのリフレッシュ


写真は喧騒から少し離れた所に佇んでいる京の大木




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