「アレクサンダーテクニークのワークショップ」 嶋村順子先生の出張公開講座

少し前になりますが、
アレクサンダーテクニークの講師・嶋村 順子先生をお呼びして
スフェラムジカのスタジオでワークショップを開催しました。
(日程的に記事が前後しています)

アレクサンダーテクニークのワークは本人自身に「望み」があることによって叶える(変える)ことが出来るテクニックの為
個人差はありますが、中学生以上の年齢が望ましいと言われています。

我が教室生徒の平均年齢は小学4年生くらい…
適齢期に満たない子供たちが多い状況ではありましたが、
本人自身に自覚があり、その「望み」に取り組む姿勢がある生徒さんに声掛けをして参加者を募りました。

今回は公開講座形式のワークショップ
アクティビティ参加者6名と保護者、そして数名の聴講者で丸のスタジオは熱気でいっぱいとなりました。

アレクサンダーテクニークの基本の
「頭を緩めて脊椎の上にフンワリのせる」
の解説と先生のストーリーをワーク開始前にお話し頂けたので
気持ちも、テンションもいい感じに上向きになります。

その後、ワークへ

子供達はトップバッターを嫌がる傾向があったため
腰を痛めて調子の悪い保護者の方のワークから開始です。

徐々に子供達の緊張も解れ
チラホラ手を挙げだしました。

ピアノ演奏の姿勢の悩みが3名
フルート→チェロ→本番による震えの悩み
という流れとなりました。

中でもフルートの音色が吹くたびに変わっていく様は
会場がどよめいた程
本人も期待以上の自分の変わりように、驚いていた様子でした。

オオトリの「本番のメンタル面の問題」は大なり小なり、
皆が持つ悩みです。
それぞれが、自分のことに置き換えて真剣にワークを観察していた様子でした。

終盤を迎える頃になると子供達の質問も多くなり
当初の予定を1時間近くもオーバーして3時間という長時間の公開講座となりましたが、
小学生でも解りやすく、ポイントを掴んだお話に集中力が途切れることはありませんでした。
(ガーガー寝ていた、意識の低い聴講者:我が息子を除きます…)

アレクサンダーテクニークは付いてしまった不必要なクセを取り除くワークが主流ですので
一度のワークで変化しても、本人の意識が薄れるとすぐに元の状態に戻ってしまいます。
付いてしまった習慣を取り除く事は強い望みがなければ難しいということです。
このワーク後の意識の持ちようによって今後の変化の大きさも異なるということですね。

数日後、
レッスンに来た生徒の様子を見ると
私が考えていた以上に意識を高く持っていたようで
明らかに変わりたいという意思が見えています。

チェロの生徒さんは直接は指導のないお子さんですが、
今まで他の先生にも注意されてきたことを他のアプローチで指導されたことで
本人の改善の方向が明確になったと、保護者のかたも話しておられました。



そして何より、順子先生のワークに憧れている私。
アレクサンダーテクニーク講師としては、まだまだほど遠い技術しか持ち得ていませんが、
いつかは…という望みが一段と強くなりました。


今回は聴講者で参加した中学生も
「楽器を持って来れば良かった…」
と次回の参加を希望しています。

次回は個人レッスンという形でお呼び出来ればと勝手に妄想しています。
年内は難しいかと思われますが、希望者の方はお声をかけてください。
(今の所、小規模開催の為、スフェラムジカの生徒さんと関係者に限らせて頂きます)



「アレクサンダーテクニークのワークショップ」 嶋村順子先生の出張公開講座


集合写真は撮り忘れた為、スケルトンとお教室の人気者ラマの写真でお許しを。



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