昨日は秋のピティナステップがあり、
sfera-musica内でも希望者数人が参加しました。
時間規定のフリーステップもありますが
春と秋はレベルに合わせたステップに挑戦します。
具体的には課題曲一曲、制限時間内の自由曲を一曲です。
春のステップは鍛冶町のヤマハホールにてお教室の生徒さん半数の25名の参加でしたが
主催者のお計らいもありほぼお教室の雰囲気が漂う順番で本番の演奏を行えます。
秋は学芸高校のちょうど良い小ぶりの講堂で開催
今回、我が教室の生徒さんは8名の参加だった事もあり、時間も部も様々な所で演奏です。
見ず知らずのお友達に混じって演奏する秋のピアノ・ステップ,
県外の講師の先生方に講評をして頂けるというのもお教室内のアットホームな雰囲気と異なり緊張を伴います。
他教室の生徒さんの演奏もじっくり聴けるという事では貴重な勉強の機会です。
それは生徒さんのみならず、
講師の私にとっても同じで…
いや、生徒さんよりも確実に指導者の方が勉強させていただいていると言えます。
昨日の演奏会も
先生の仰った通りにカッチリ弾いている子
時間的に間に合わなかったけれども(推測)頑張って舞台に臨む子
荒削りではあるものの、何処か個性が光る子
など様々です。
止まって弾き直しを繰り返す子はメンタル面と練習過程においてどういった指導を行えば良いのか?
よく弾き込まれていて指はまわっているけれど、それを含む身体の動きがその演奏技術に本当に必要なのか?
もしくは技術的側面からいうと不必要であっても、気持ちを乗せていく上で必要なのパフォーマンスなのかもしれない…
などなど
アレクサンダーテクニークを学び始めてからは
演奏をジャッジするだけではなく、自分の生徒であったらどう対処すべきかを考えるようになりました。
子供達は講師が伝えることを何の疑いもなく吸収していきますので指導力の質も問われます。
身体の効率良い「動き」だけではなく「考え」も含めた
日常からの習慣
を日々アドバイスしていく事も指導者にとっては必要なことですね。