こんにちは。
本番の「あがり」の探求をライフワークとしているピアノ講師・アレクサンダーテクニークTBコーチの玲です。
演奏やスピーチ、人前で何かをするときにいつもと違う感覚(時には失敗にも繋がる‥)となるのはアドレナリンやノルアドレナリンの仕業です。
でも、これは決して悪モノではなく、上手に使えば最高のパフォーマンスや結果を出すことが可能な物質です。
ただ、「いつも」の馴染みが無いので、大抵の人は排除したがります。
私も長い間は排除することに時間を掛けて来ましたが‥
今は上手くコントロールすることを念頭にお付き合いしています。
どこの世界でも、練習には本番のイメージトレーニングが大切といいます。
最近は「一人の練習ではなく、人がいる練習」取り入れ始めました。
慣れ親しんだ同じ部屋
慣れ親しんだピアノ
誰も聞かれていないという安心
そこから少しだけ離れることの練習です。
ここ↑は公共の施設。
1時間970円でグラントピアノと広場を使わせてもらえます。
この手前には市民が本を読んだり待ち合わせをしてお喋りを楽しんだり、勉強したりの憩いのスペースがあり、その日その日で様々な人々が集っています。
そんなスペースですので‥勉強している学生さんには迷惑かもしれません。
彼らには申し訳ないのですが、出来る限りこの場を去ることのないよう広場の人々を意識して弾くことを実験して楽しんだりしています(笑)。
勿論
それでも、席を立つ方は当然あります。
それは仕方のない事ですし、このスペースはそういった場所と皆さん理解できていますので気にしてはいけません。
そういった自分ではどうにも出来ない相手の感情
そこに惑わされない事も大切な練習のひとつです。