ピアノレスナーであるにもかかわらず、
譜読みが苦手な私
学生時代も相当なコンプレックスがありました。
ピアノを中学生あたりで辞めていく生徒さん方の多くも
譜読みが遅い➡なかなか曲が仕上がらない➡勉強&部活で時間も取れない➡仕上がらないので達成感なし・・・➡月謝も時間も勿体ない➡やめる
という負のサークルにはまってしまう原因が考えられます。
(私もこんなに苦手なのによくもここまで続けて来られたと思っている)
パッと見て、ちゃちゃっと弾けたらレパートリも増えるし
最後の曲想を練る時間もたっぷりと掛けられる。
必然的に仕上がるまでの長い道のりも近距離になりますよね。
自分の苦い経験から、レッスンでもこの辺の指導は怠っていないつもりです。
(勿論、ある程度の練習量も勿論必要です・・・・。)
そんな譜読みが苦痛だった私でしたが
最近はちょっとした変化が。
とくに克服しようと意識したわけでも何でもないのですが
少~しづつでも仕上がっていく事が楽しくなっている自分を発見!
行き詰ってしまう小節では➡一呼吸を入れ(決してカッカしない)➡原因を冷静に分析➡それでも×なら他の解決策を探す
歳とって短気だった性分が変化したこともあると思いますが、
アレクサンダーテクニークを学んでいる事により心理面も変わってきたようです。
けっして譜読みが得意になったわけでは無く、
ごく当たり前のことが出来るようになっただけなのですが
苦痛のステップに楽しみを見いだせたということが物凄い収獲です。