先月の末、息子の習うバレエ教室の参観会がありました。
先生が仰る指導と
私が取り入れている音楽家の為のアレクサンダーテクニークは
とても共通することが多く
「バレエの先生も同じこと言っていた」
と、息子によく言われています。
この日も
「
頭をふんわり脊椎に乗せて」
「お家で座る時も坐骨の上に身体が乗るようにね」
と仰って、脊椎と頭の関係の話をして下さいました。
その中でも
「口角を上げて」
という言葉が私には響きました。
真面目に口をへの字にしながら取り組む子供たちに
口角を引き上げることで見栄えだけではなく
頭も上向きの方向に向かう事を伝え、
そして脊椎を長くし続けることにより
しなやかさをもった回転が可能になると
そんな事を仰っていました。
バレエを踊ったことは皆無ですが
初めて
「踊りたい」
「踊れるかも」(⇦無理でしょうが
)
と思ってしまった私に驚きました。
そして、そんなマジックを掛けられる先生が息子の先生だという事に感謝です。
また
「口角を上げる」
という事で思い出したことがもう一つ
たとえ楽しくなくても口角を上げる→
脳が騙され、気持ちが上向きになり元気になる
という事
脳に「幸せ」という信号が送られ「
*セロトニン」が分泌される
→「
ノルアドレナリン」や「
ドーパミン」の暴走を抑え心のバランスを整え
→心身がリラックスする。
という仕組みです。(大雑把ですみません)
私の場合年齢的に口角がたるみ
法令線がくっきりしている事もあって
少し前から車の中で顔の筋肉の体操を始めました。
対向車と前方の車のバックミラーが気になりますが
背に腹は変えられない…
早速
iPadしながらも口角も上げるように気をつけている私です。
*セロトニン
俗に言う「幸せホルモン」
(人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質でノルアドレナリンとドーパミンと並ぶ三大神経伝達物質)