小指の腱を痛めたら Part Ⅲ

~手を痛める2大原因~

右手小指の腱を痛めて半年以上が経ちました(詳しくはパートⅡで)。
様々な整形外科や整体で診断された結果や対処方法は現在も消化中ではありますが、
今の症状で納得できる診断結果は
「伸筋腱亜脱臼」です。
完全に脱臼しているわけでは無く軽い脱臼を繰り返している状態です。

小指の甲側の骨には伸筋腱という伸ばすための筋肉の先端部分が沢山付着しています。
小指だけでも4つあると先生は仰っていましたが、図を見るともっと複雑に枝分かれしているように見えます。
(余談ですが・・・2と5の指は伸筋腱が多く独立した動きが可能)
小指の腱を痛めたら Part Ⅲ



私の場合、そのうちの側面に近い方の腱が長年の練習で伸びてしまい→オクターブなど手を広げた状態で打鍵した際に通常あるべき骨の上からズレて亜脱臼を起こしてしまっているとの診断でした。

演奏家の手の痛みのほとんどが筋肉と健の痛みだそうですが
その痛めた原因となったテクニックの多くは
7割以上がオクターブ和音の練習だという事です。(フォルティッシモで打鍵し痛めた例は8%)
この2点に共通するのは親指と小指を広げた状態で打鍵することです。


一度伸びてしまった腱は元に戻すことは出来ないとのことで
ほとんどの先生方から、下記の治療・対処方法を教わりました。
①オクターブなどの広げる打鍵は避ける
②手術で隣の指の腱とつないで外側にずれないように固定する

そして私が現在採用している治療方法は
③伸びてしまった腱をサポートしている「腱間結合」を柔軟にする
ことです。
治療というよりは簡単な指のストレッチと呼ぶ方が適切かもしれません。
そして今のところかなりの効果が表れています。
勿論、過度な練習は控え、小指に負担を掛けないように注意を払いながらの練習は必須です。
具体的なストレッチは後日・・・・





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